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スチャダラパー『サイクル・ヒッツ竏茶潟~ックス』


オススメ度:★★★☆☆ Amazon | タワレコ

たまにはこんなアルバムで、肩の力を抜いて。

スチャダラパーが1995年にリリースした傑作リミックスアルバムです。

リリース当初、一部(笑)で騒然となり、超話題となった「今夜はブギー・バック」のリミックスが収録されています。

オリジナルは勿論スチャダラパーとオザケンのコラボレーションで、大ヒットしたことがすごく懐かしいです。

そしてこのリミックスは誰が手がけたのかというと、オザケンの元盟友、小山田圭吾(!!)。

しかも、イントロにコーネリアスの「69/96」のイントロが挿入されている他は、ほぼオリジナル通りのアレンジ。

何が違うのかと言うと、ただ小山田圭吾の歌に差し替えただけなんです(笑)。

これがなかなか味があってすごく良くて、オリジナルと聴き比べてみるのもまたいいかと思います。

この曲ばかりに話題が集まってしまった感はありますが、他のリミックスも素晴らしい出来。

ユニークなコーラスとアレンジが冴え渡る、「彼方からの手紙」のバッファロー・ドーターによるリミックス。

クールなビートが心地良いDJプレミアによる「クラッカーMC’S」。

ドラマチックなストリングスが見事な「サンタフル・ワールド」の金子飛鳥リミックス。

抑制の効いたビートが気持ちいい「ヒマの過ごし方」BUCK WILDリミックス。

相変わらずちょっと壊れた感じのアレンジが冴えまくっている、暴力温泉芸者による「0718アニソロ」。

日本・海外問わず当時の実力者を集めただけあって、ただのリミックス集で終わらない、素晴らしい作品に仕上がっています。

個人的にはやっぱり、「今夜はブギー・バック」のリミックスが聴けるだけでもこのアルバムを聴く価値あり、だと思います。

…なんて言うとちょっと身も蓋もないですが(笑)。

でも、ほんといいアルバムなので、興味のある方は是非ご一聴を。

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Des’ree(デズリー)『Supernatural』

sorasora | R&B, ソウル・フリーソウル:SOUL/FREESOUL | 金曜日, 28 10月 2005

オススメ度:★★★★☆ Amazon | タワレコ

デズリーのしなやかなソウル・ミュージックが堪能できる傑作。

彼女の母性を感じるあたたかな歌声と、ナチュラルなサウンドはここ日本でもファンが多いですが、個人的には彼女の良さが一番出ているのがこのアルバムという気がします。

タイトルの「Supernatural」が象徴的。

オープニングの「What’s Your Sign?」の伸びやかな歌声から、ぐいぐいと引き込まれてしまいます。

サビの転調が鮮やかな「God only knows」。

日本でもドラマの主題歌になっていた、アコースティック・ソウルの超傑作ナンバー「Life」。

※ちなみにドラマは『To Heart 恋して死にたい』というすごいタイトルでした^^;

この曲の爽やかなサウンドとメロディは、晴れわたる空をイメージさせます。

デズリーの数ある楽曲の中でも屈指の名曲だと思います。

ラヴァーズロック風のリズムが心地良い「Proud to Be a Dread」。

映画「ロミオ&ジュリエット」の主題歌だった「I’m kissing you」の静かに昇りつめていくメロディは、本当に感動的です。
ピアノソロのフレーズとストリングスが泣かせる、これまた名曲中の名曲。

名曲「You gotta be」タイプのヒップホップ・ソウル「Time」。

そしてエンディングを飾るのは、なんとアメリカン・ロックの巨匠ブルース・スプリングスティーンの「Fire」。

ベイビーフェイスをゲスト・ヴォーカルに迎え、聖なる雰囲気を醸し出していて、ラストを飾るのにふさわしい名曲に仕上がっています。

本当にアルバム全体を通して清々しい空気に満ち溢れている傑作。

聴いていると不思議と元気づけられるような感覚になりますよ(^^ゞ

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Bran Van 3000(ブラン・ヴァン・3000)『Discosis』


オススメ度:★★★★☆ iTunes Store | Amazon | タワレコ

ベックやプライマル・スクリームなんかのロックやポップミュージックにサンプリングやヒップホップの要素を取り入れた音楽が好きな人には絶対オススメしたいのが、このBran Van 3000。

デビュー作『Glee』でそのユニークなポップセンスを披露し、あまりにも鮮やかなデビューを飾った彼ら。
(「Drinking in LA」は忘れられない名曲でした)

続くこのセカンドアルバムが世界中の注目の中でリリースされましたが、またしても彼らはやってくれました。

前作よりもソウル寄りとも言える、重厚かつ軽快なグルーヴ。

フランスのTahiti80の『Wallpaper for the Soul』が好きな人だったら絶対に気に入るはずです。

とにかくオープニングの「Astounded」が素晴らしい!

あのカーティス・メイフィールド(!!)をヴォーカルにフィーチャーした、軽快なオーガニック・ソウル。

気持ちよすぎるストリングスの音色と、ヒップな女性ヴォーカル。

そこに絡むカーティスの歌声が最高にしびれます。

ちょっぴりスペイシーなサウンドも見事に心地良さを演出。

この曲を聴くためだけにこのアルバムを買っても損なし。の名曲です。

2曲目「Loop me」ではヒップホップ・ソウルを持ってきたかと思えば、続く「Montreal」ではユッスン・ドゥールをヴォーカルに迎えた、モンドな雰囲気を取り入れたソウルナンバー。

この構成だけで、彼らが只者ではないセンスを持っていることがわかります。

ディミトリ・フロム・パリをゲストに迎えたディスコナンバー、「Discosis」。

日産ウィングロードのCMソングにもなっていた「Go shoppin’」。

ギターポップにサンプリングを取り入れた「Loaded」。

イントロの美しすぎるギターリフに意識がトバされる「Speed」。

再びユッスン・ドゥールをフィーチャーした感動的なソウルナンバー「Senegal」。

ライブでは盛り上がること間違いなしのギターポップ「Love Cliche」。

ほんと息もつかせない勢いで、バラエティに富んだ楽曲を次々に繰り出してきます。

そんなアルバムのラストを飾るのは、穏やかなアコースティックギターが清涼感を感じさせる「Rock Star」。

彼らはロック・スターになりたかったのか?
それはわかりませんが、この美しいラストナンバーに、彼らの気持ちが込められているような気がしてなりません。

“今”の時代を反映したサウンドながら、きっとずっと聴き継がれていくであろう、名曲がぎっしり詰まっています。

ラストナンバーが終わってまたリピートされたCDでは、カーティス・メイフィールドの美しい歌声が…。

ジャンルの壁を越えた、美しく永遠に語り継がれていくであろう、そんな予感がひしひしとする、傑作アルバムです。

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Glories(グローリーズ)『Special Singles For The Glories Date With Frankie Gearing』

sorasora | ソウル・フリーソウル:SOUL/FREESOUL | 水曜日, 26 10月 2005

オススメ度:★★★★☆ Amazon

1960年代のソウル・ミュージックにはまだまだ隠れた名作が山ほどあるようです。

今回ソニーから未CD化の古いソウルが何枚か復刻されているんですが、その中でも素晴らしかったのが、このグローリーズ。

実は私はグループの存在自体をこの復刻で初めて知ったんですが、こんなすごい作品があったんだーと感動すら覚えました。

音楽は、ずばり、ノーザン・ソウル。

あまり馴染みのないジャンルかもしれませんが、簡単に言うと、イギリスが発祥の、より“踊る”ことに重点を置いたソウル。

モッズに愛され続けている音楽としても有名です。

このグローリーズも、当時のクラブの熱気が蘇ってくるような、グルーヴィー・チューンが満載。

いかにもノーザン・ソウルといった趣のざらついたグルーヴが最高にクールな「I worship you baby」。

ソウルフルなコーラスワークが心地良い「My sweet,sweet baby」。

軽快なビートがダンスフロアにも映えそうな「I stand accused」「Security」。

“I love baby”というセリフから入るキュートなポップチューン「Give me my freedom」もめちゃめちゃいいです。

私のイチ押しは「Sing me a love song」。

ストリングスをフィーチャーしたイントロに、出だしからハッピーに弾けるメロディが最高です。

こんな曲で踊ったら気持ちいいだろうなーと思います。

アルバム全体を通してイメージが近いかな、と思ったのは、あのダイアナ・ロス&シュプリームス。

「You can’t hurry love(恋はあせらず)」なんかの軽快なビートナンバーが多いからか、すごく雰囲気が似てる気がします。

シュプリームスをもうちょっとソウル寄りにした感じ、と言えばイメージは掴めるでしょうか?

ハッピーな感覚満載のこのソウル・ミュージックが復刻されたことに、ただただ感謝、です(^^)

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藤原ヒロシ『ユーリ サウンドトラック』


オススメ度:★★★★☆ Amazon | タワレコ

いしだ壱成、坂井真紀が出演した映画『ユーリ』のサウンドトラックです。

あの独特の儚くも甘い空気を演出していたのが、藤原ヒロシが作り出す音楽。

彼の作り出すダブの要素をふんだんに取り入れたグルーヴ感って、ほんと最高です。

オープニング「I Dance Alone」からして、破格のスケール感が感じられます。

ヴォーカルをとっているのは、なんと、あのジャニス・イアン。

ノスタルジックなピアノに乗せたジャニスの歌がとにかく絶品。

心に染み入る、最高のソウルチューンです。

ハーモニカをフィーチャーした哀愁漂う「Long Time Ago」。

Phoebe Snowが歌う「My Emotion」は、ゆったりとしたグルーヴがめちゃめちゃ気持ち良い、このアルバムのハイライトナンバー。

この曲を聴く度に、なんともやるせない気持ちになります。
それほど、深く心を揺さぶる何かがこの曲には潜んでいます。

古いジャイブのサウンドを蘇らせたかのような「Live Jive」。

よりディープに構築された「I Dance Alone」のリミックス。

このエンディングに向かって昇りつめていくクールなリズム・セクションに耳を傾けると、藤原ヒロシが映画を通して伝えたかった想いが伝わってくる気がします。

いい音楽といい映画。

この組み合わせって単純ですが、理想的な関係になっているものってそれほど多くはありません。

でも、このサントラは、映画も音楽もそれぞれの良さを全面に押し出し、かつ融合している。

本当に奇跡的なほど素敵なサントラだと思います。

映画と音楽の関係に一つの答えを出した、個人的にはそんな風に感じてしまう作品です。

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Claire Chevalier(クレール・シュヴァリエ)『Saveur Brasil(ボサノヴァにのせて)』


オススメ度:★★★★★ iTunes Store | Amazon | タワレコ

これはすごいです。フレンチポップスとボサノバの、あまりにも鮮やかな融合。

フランスのヴォーカリスト、クレール・シュヴァリエがブラジルの天才女性ギタリスト、ロジーニャ・ジ・ヴァレンサをゲストに迎えて録音した、珠玉の楽曲たち。

全てフランスが産み出した名曲のカバーで構成されていて、その選曲センスも見事です。

ちょっとピックアップすると、

「風のささやき」「リラのワルツ」(ミシェル・ルグラン)
「愛の国シラキューズ」(アンリ・サルヴァドール)
「ある愛の詩」「男と女」(フランシス・レイ)
「クーラー・カフェ」「些細なこと」(セルジュ・ゲンズブール)
「マイ・ウェイ」「枯葉」(シャンソンの超有名曲)

などなど。

これらの楽曲が、ロジーニャの生き生きとしたギターによって、ボサノバアレンジで紡がれていきます。

クレール・シュヴァリエのちょっぴり気だるい歌声と、さり気なく挿入される柔らかなピアノの音色が最高に心地良く響きます。

映画「華麗なる賭け」の主題歌「風のささやき」の感動的なアレンジでスタートすると、その後はこの音の中にそっと身を委ねたくなります。

同名映画の主題歌「ある愛の詩」の悲しみを帯びたメロディ。

「クーラー・カフェ」のしなやかに響くパーカッションのリズム。

「男と女」は、数あるこの曲のカバーの中でも、秀逸な出来映え。
フルートとギターの刻みがすごく良いです。

そして、このアルバムの中で私がダントツで好きなのが、あのシャンソンの名曲「マイ・ウェイ」のカバー。

あのブラジルの名曲「トリステーザ」のアレンジを取り入れたイントロからして斬新ですが、エンディングに向けて盛り上がっていくメロディを歌うクレール・シュヴァリエの歌声が見事。

そして、その歌声を支えるロジーニャのギター。

このアルバムはロジーニャがいなかったら成り立たなかったはず。
天才ギタリストの面目躍如、といったところでしょうか(^^ゞ

カフェミュージック、フレンチ・ボサノバ、なんていう枠を軽々と飛び越えてしまったような名作。

これはもっともっと多くの人に聴いて欲しいと願っています。

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Jamiroquai(ジャミロクワイ)『Synkronized』

sorasora | クール, ソウル・フリーソウル:SOUL/FREESOUL | 金曜日, 21 10月 2005

オススメ度:★★★★☆ Amazon | タワレコ

今やその名を知らない人がいないほどビッグになった、ジェイ・ケイが率いる、ジャミロクワイ。

東京ドームでライブはやるわ、シングルはCMソングに使われまくっているわ…というわけで、ここ日本でもすっかり有名人。

で、私もやっぱり彼の音楽はすごく好きで、初期のいかにもフリーソウル、みたいなサウンドから、最近のファンク色強い作品まで、ほぼ全てのアルバムを愛聴しています。

アルバムごとにいろんなスタイルの音楽を聴かせてくれるだけに、どの作品を紹介しようかな…とちょっと迷ったんですが、個人的に一番好きなこの『Synkronized』を。

ややディスコティックな雰囲気を感じさせるサウンドをこれほどクールに聴かせるのはさすがとしか言いようがありません。

なんといってもシングルカットされた「Canned Heat」がバツグンにいいです。

ストリングスがリードする軽快なサウンドと、ファンキーなリズムがとにかく気持ち良すぎ。

そして一度聴いたら頭から離れない、キャッチーなメロディ。

ジャミロクワイの本領が発揮された超名曲です。

切ないメロディが胸に染み入る「Falling」も名曲。

ジャミロクワイのバラード・ナンバーって好きな人が多いみたいですが、やっぱりメロディセンスでは天賦の才能を持っているんでしょうね。

ちょっとエキゾチックなサウンドとファンキーなリズムが融合した「Supersonic」なんかもジャミロクワイらしいかっこいい一曲。

「Where Do We Go From Here」の疾走感のあるサウンドにもしびれます。

そしてラストはこれまた美しいバラード「King for a day」。
昇りつめるメロディがあまりにも感動的にフィナーレを演出しています。

この作品はジャミロクワイのアルバムの中でもバランスがすごくいいので、何度でも聴きたくなってしまうような作品ですね。

やっぱりジェイ・ケイはすごい才能の持ち主だと思います。

このアルバムをきっかけに、1970年代のファンクやソウルを辿っていくと、また幅が広がりますよ(^^)

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The Chordettes(コーデッツ)『Greatest Hits』

sorasora | ポップス・ソフトロック:POPS/SOFTROCK | 木曜日, 20 10月 2005

オススメ度:★★★★☆ Amazon | タワレコ

1950年代、60年代で盛んだったガールズ・ポップグループの音楽が、すごく好きです。

以前、古いジャズコーラスが好きというレビューを書いたことがありますが、それと同じく、ノスタルジックな気分に浸りつつ、キュートなポップナンバーを聴くのってすごく気持ち良いです。

好きなグループもいろいろあるんですが、このコーデッツの音楽は絶対に外せない一枚です。

ハッピーなメロディと、コーラスワーク。

まるで魔法のように、心を奪われてしまいます。

この作品はベスト盤なので、これ一枚あれば彼女達の音楽を知るにはOK、のオトク盤です。

映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』での1950年代のシーンで流れていたのが印象的な名曲「Mr.Sandman」。

思わずうっとりとしてしまうほど、美しいサウンドとハーモニーが最高な名曲です。

ロマンチックなバラード「Eddie my love」。

キュートなポップナンバー「日曜はダメよ」。

名曲「ケ・セラ・セラ」のカバー。

曲調もバラエティに富んでいて、飽きさせません。

でもこの中で飛び抜けた名曲は、やっぱり「Lollipop」。

日本でもTV番組でたびたび使われる、底抜けに明るいハッピーチューン。(ポンキッキーズが一番お馴染みかな?)

指を鳴らすイントロから、「ローリポップ、ローリポップ♪」というあのコーラスが本当に素晴らしいです。

古き良きアメリカのポップミュージック。
聴くだけでタイムトリップできる、傑作です。

こんな音楽が好きな人は以前紹介したロネッツやジャズ・コーラスのディニング・シスターズを聴いてみてください(^^)

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Sonny Clark(ソニー・クラーク)『Cool Struttin’』


オススメ度:★★★★☆ iTunes Store | Amazon | タワレコ

1日1曲ではどちらかというとポップな作品を紹介することが多いため、ジャズも軽めのものをセレクトすることが多いです。

でもやっぱり、ジャズを聴く上では今日紹介するようなクラシック中のクラシック作品の存在は絶対に外せません。

ピアニスト、ソニー・クラークのジャズ史上空前の大ヒットとなった名作中の名作、『Cool Struttin’』。

日本のジャズ喫茶でもおそらく最もプレイされているであろう作品、とまで言われています。

ヴィレッジ・ヴァンガードにも「このCDが売りたくて店をはじめた」なんてホントかウソかよくわからない宣伝文句が張られていたりしました(笑)。

とにかくクール!タイトル曲のあの印象的なイントロが鳴り響くと、静かに、そして熱く燃え上がるセッションの連続。

2曲目の「Blue Minor」を初めて聴いた時の感動は今でもよく覚えています。

緊張感ある空気の中で鳴り響く、メロウなトランペットとサックスのフレーズ。

アート・ファーマー&ジャッキー・マクリーンの2管クインテットの素晴らしいコンビネーションが最高です。

このメロウさが「日本人好み」なんて言われてたりもしますね。

ドラムのリズムからスタートする「Slippin’ at bells」もクールなリズムと軽やかに転がるソニー・クラークのピアノが素晴らしい名曲。

オリジナル盤ではエンディングを飾る「Deep Night」は、ソニー・クラークのピアノを全面に押し出した繊細なナンバー。

私はこの曲がものすごく好きで、このアルバムを初めて聴いた時は何度も何度もリピートしていました。

昔、たまに行っていたちょっと古くさいジャズバーでは、マスターがソニー・クラーク大好きだったらしく、店の中には彼のレコードがいっぱいに飾ってあったのが印象的でした。

そんな思い出を多くの人が持っているであろう、このアルバム。

若い音楽ファンや、ジャズにあまり詳しくない人でも一度は聴いてみて欲しいな、と思います。

ジャケットだけでも買う価値ありですよ。すごく素敵ですよね。
音楽はこれ以上に素敵ですけど(^^ゞ

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Fatboy Slim(ファットボーイ・スリム)『You’ve come a long way,baby』

sorasora | クラブジャズ/ハウス/テクノ:CLUBJAZZ/HOUSE/T | 火曜日, 18 10月 2005

オススメ度:★★★★☆ Amazon | タワレコ

一時期イギリスのクラブシーンで大ブームとなった“ビッグ・ビート”ムーヴメント。

いわゆる“ブレイクビーツ”よりもロック寄り(?)なダイナミズムを感じる音楽でしたが、それほど飛び抜けたアーティストが出なかった(気がします)ことから、今ではすっかり死語になっちゃいました^^;

その中でも飛び抜けた輝きを持ち、今なおクラブシーンのトップを走り続けているのが、ノーマン・クック率いるファットボーイ・スリム。

このアルバムはクラブシーンで絶大な評価を受け、それこそリリースされた時期はどこに行っても流れている状態でした。

特に大ヒットしたシングル「Rockafeller Skank」のクールな呪文のようなヴォイスと、めちゃかっこいいブレイクビーツは、これなら売れて当然だよなぁーと納得させる、最高のパーティー・チューン。

アルバム全体では意外とバラエティに富んでいて、「Right Here, Right Now」のダークなサウンド(かっこいい!!)からスタートし、「Rockafeller Skank」に繋がる流れは最高!

こちらもシングルカットされた「Gangster Tripping」のアッパーなホーンセクション。

ユーモラスな展開が楽しい「Build It Up - Tear It Down」。

ファンキーなコーラスがクールな「Soul Surfing」。

私が一番好きなのは、ポップなメロディと太いリズム、ハッピーなピアノのフレーズが絶妙に絡み合った「Praise You」。

個人的にこの曲にどこか「聖歌」みたいな雰囲気を感じていて、これを聴くだけで不思議と心が休まるような気さえしていました。

そしてラストはノーマン・クックのルーツがわかるアシッド・ハウスナンバー「Acid 8000」。

これだけアッパーなナンバーを揃えて、この曲で終わるところが彼らしいな、なんて思いました。

今でもクラブでこのアルバムの曲がかかりますし、単純に今聴いてもめちゃめちゃかっこいいので、まだの人は是非聴いてみてください(^^)

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