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Stephen Bishop(スティーヴン・ビショップ)『Careless』

sorasora | 未分類 | 水曜日, 30 11月 2005

Stephen Bishop(スティーヴン・ビショップ)『Careless』

オススメ度:★★★★☆ Amazon | タワレコ

スティーヴン・ビショップという名前を聞いたことがある人ってどのくらいいるのでしょうか?

「AOR(アダルト・オリエンテッド・ロック)」というカテゴリに分けられているミュージシャンの代表とも言える、名シンガーソングライターです。

40代縲・スF50代の方はきっと懐かしい名前ですよね。

個人的には「AOR」というカテゴリ分けがどうも苦手なため、このスティーヴン・ビショップがAOR代表みたいに言われるのがちょっと抵抗あったりしますが^^;

私は彼の名前は知っていたんですが、音楽を聴いたのは実はそんな昔ではありません。

ゴンチチが選曲していた『リゾート + ミュージック パシフィック・アイランズ』というコンピレーションの中にスティーヴン・ビショップの「On and On」が収録されていたのがきっかけです。

この「On and On」で聴かせてくれる、彼の優しい歌声と、ドリーミーな歌声に一発でハマって、すぐ買いに走ったのがこのデビューアルバム「Careless」です。

その名曲「On and On」でスタートするこのアルバムがまた素晴らしくて、私はすっかり彼のファンになってしまいました。

ケニー・ランキンやマイケル・フランクスを思い出させる繊細で美しい歌声。

日本人好みの“泣き”の入ったメロディ。(しかも全て自作曲!)

「Every Minute」の美しいサビなんて、涙なしには聴けません。

チャカ・カーンがヴォーカルで参加した「Little Italy」での透明感のあるアコースティック・サウンド、温かなホーン。

当時大ヒットしたという「雨の日の恋」の軽快なサウンド。

そしてラストはシンプルなギター弾き語りによる「The same old tears on a new background」でしっとりと締めてくれます。

何よりも歌とメロディが素晴らしいので、きっとこの作品はずっと聴き継がれていくんだろうな、と思います。

シンプル・イズ・ベストという言葉をそのまま体現しているような、決して飽きることのない、素晴らしいアルバムです。

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土岐麻子『Standards Gift-土岐麻子ジャズを歌う-』


土岐麻子『Standards Gift-土岐麻子ジャズを歌う-』

オススメ度:★★★★☆ iTunes Store | Amazon | タワレコ

土岐麻子さんから届いた、ちょっと早いクリスマスプレゼント。
その作品は、『Standards Gift-土岐麻子ジャズを歌う-』。
スタンダードナンバーのジャズによるカヴァー集第三弾です。

CDには土岐麻子さんからのメッセージカードがついていて、

「幸せな曲ばかり集めてみました。
 あなたの日々のBGMになれますように…」

という、実に“らしい”コメントが書かれています。

今回もジャズからポップスまで、幅広いジャンルからのカヴァー曲で構成されていて、彼女の言葉通り「幸せな曲」がいっぱいに詰まっています。

オープニングはなんとあのジーン・ケリー出演のクラシック映画「Singin’ in the rain(雨に唄えば)」のカヴァー。

ハッピーに弾むピアノと土岐麻子さんの優しい歌声が絶妙にマッチした、最高のカヴァーです。

続くビートルズ「ノルウェイの森」のカヴァーは、ノスタルジックなメロディが意外にも彼女の声によく合っていてちょっと驚き。

STYLISTICSの名バラード「You Make Me Feel Brand New」は、その美しいメロディが、ジャズと相性抜群。

ちょっぴり切ない雰囲気の土岐麻子さんの歌声が最高です。

「スイングしなけりゃ意味ないね」の名邦題でも有名なジャズスタンダード「It Don’t Mean A Thing」のゴキゲンにグルーヴするアンサンブルはほんと聴いていて楽しくなります(^^)

続くジャズの名曲「My Funny Valentine」「Tea For Two」はしっとした歌で、メロディの良さをうまく引き出しています。

そしてラストナンバーはなんとスウィング・アウト・シスターの「Break Out」で。

毎回のことですが、この選曲の妙にはいつもやられます。
勿論、このカヴァーも悪いわけがありません。
希望の光が射し込んでくるようなエンディングへ向かうメロディがめちゃめちゃ気持ちいいです。

正直、このジャズカヴァー集も3枚目になるので、内容がいいのは分かっていても、新鮮な驚きはないだろうな、なんて思っていましたが、それは大間違いでした。

土岐麻子さんのいろんなジャンルにまたがるカヴァーのセンスと、全てを優しく包み込む類稀な歌声は、今回も新鮮な感動を運んでくれました。

今回も彼女の書き下ろしのとってもキュートな対訳がついていて、それもまた最高です。

ちなみに、今年のクリスマス・イヴは、「Koolhaus of Jazz」というイベントに土岐麻子さんも参加して歌ってくれるようです。
(私はもうチケット取っちゃいました♪)

今年のクリスマス・イヴはとても素敵な時間を過ごすことができそうです(^^)

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The Verve(ザ・ヴァーヴ)『Urban Hymns』

sorasora | ロック:ROCK, iTunes Storeで購入可能 | 月曜日, 28 11月 2005

The Verve(ザ・ヴァーヴ)『Urban Hymns』

オススメ度:★★★★☆ iTunes Store | Amazon | タワレコ

イギリスで爆発的な大ヒットを記録した、ヴァーヴの1997年リリースの激名盤。

その前の作品までのサイケデリックな空気は多少影を潜め、シンプルなアコースティック・サウンドが多く収録されています。

90年代を代表する名曲、と言ってもいい名曲「Bittersweet Symphony」のドラマチックなストリングスでアルバムはスタートします。

ちなみにこの曲でサンプリング・ソースとして使ったローリング・ストーンズネタの許可が下りず、著作権がミック・ジャガーとキース・リチャーズのものになった、なんてオチもありました(笑)。

それは余談ですが、この曲のダイナミズム、劇的な展開は本当に素晴らしすぎます。
是非とも一度は聴いて欲しい名曲です。

続く「Sonnet」が個人的にこのアルバムの中で一番好きな曲で、シンプルながら愛に満ちたメロディと、清冽なサウンドが最高に素敵です。

この曲を聴くたびに、心が洗われるような、不思議な感覚になります。
アルバムタイトルのHYMN(聖歌)のイメージに最も近いナンバー、という気がします。

「Sonnet」タイプの美しいアコースティックチューン「The drugs don’t work」もこのアルバムを代表する名曲。

「Space and Time」は、初期のヴァーヴを想起させるまどろむような幻想的なギターと、このアルバム独特の真っ直ぐなメロディが見事に融合した傑作ナンバー。

「Lucky Man」では、流れるようなメロディと胸に染みる歌詞を切なく聴かせてくれます。

この曲を聴いて、彼らも大人になったもんだなぁ…なんて変な感慨にふけったのを思い出しました(笑)。

ここからラストナンバーまでの展開が圧巻で、美しい女性コーラスをフィーチャーした「One Day」にはじまり、軽快なリズムにリチャード・アシュクロフトの歌が冴える「This Time」。

美しいメロディが見事に昇華した「Velvet Morning」の感動的な展開。

そしてリチャード・アシュクロフトの魂が込められた渾身のシャウトが身震いするほど素晴らしいエンディング・ナンバーの大作「Come On」でアルバムは幕を閉じます。

このアルバムがあまりにも素晴らしかったせいか、彼らは次の作品を残すことなく再解散(←一度その前に解散してたので)してしまいます。

そのあまりの完成度で周囲を驚愕させたモンスター・アルバム。

これ以降、ヴァーヴに匹敵するような新人バンドがUKから誕生していないような気がするのは、私だけではないと思います。

そんな複雑な想いにもかられてしまう、1990年代の金字塔と呼べる名作です。

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Charlie Rouse(チャーリー・ラウズ)『Bossa Nova Bacchanal』


Charlie Rouse(チャーリー・ラウズ)『Bossa Nova Bacchanal』

オススメ度:★★★★☆ Amazon | タワレコ

テナー・サックス奏者、チャーリー・ラウズが唯一ブルーノートに残したアルバムです。

録音は1962年ですが、タイトル通り全編ボサノバを演奏しています。

ちなみに、タイトルの「Bacchanal(バッカナル)」とは、歌と踊りとどんちゃん騒ぎに明け暮れる古代ローマの祭りだそうです。

それはさておき、このアルバムが意外なほど素晴らしくて、ボサノバの隠れた名盤であることを知っている方はどれくらいいるんでしょうか?

「Back to the tropics」のハッピーに弾けるイントロのサックスから、楽しさ満点のボサノバ(サンバの要素も強いですが)が続きます。

ケニー・バレルとチャンシー・ロード・ウェストブルックという2人のギタリストが参加しているんですが、これがまた素晴らしくて、このアルバムの良さを引き出しています。

唯一のスタンダード・ナンバーのカヴァーなのが、映画「黒いオルフェ」のテーマ曲「オルフェのサンバ」。

これがこのアルバムのハイライトと言っていい素晴らしい出来で、軽快なパーカッションのリズムと、ケニー・バレルの滑らかなアコースティック・ギター、そして開放的な空気を感じさせるチャーリー・ラウズのサックスのコンビネーションが絶妙です。

この曲を聴くためにアルバムを買っても絶対損しないですよ。と、はっきり言い切れるほどの名演です。
(勿論、他の曲も素晴らしいんですよ^^;)

続く「Un Dia」の、のどかでゆるやかに奏でられるハッピーなメロディ。

クールで、かつダイナミックなチャーリー・ラウズのプレイが光る「Meci Bon Dieu」も素晴らしいです。

ラストを飾る「In Martinique」は、タイトルの「Bacchanal」を体現しているような、思わず踊り出したくなるようなサンバ。

楽しそうに吹きまくるチャーリー・ラウズのサックスと、チャンシー・ロード・ウェストブルックの変幻自在のギターのコンビネーションがホント最高です。

このアルバムの開放的な雰囲気は、外で聴くとものすごく気持ちいいです。

ドライブなんかのお供にこのアルバムを連れていくのもいいと思いますよ(^^ゞ

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Young Disciples(ヤング・ディサイプルズ)『Road to Freedom』


Young Disciples(ヤング・ディサイプルズ)『Road to Freedom』

オススメ度:★★★★☆ iTunes Store | Amazon | タワレコ

ヤング・ディサイプルズ。このミュージシャンに思い入れを持つ人も多いのではないでしょうか?

トーキング・ラウドという、1990年代初頭のアシッド・ジャズの代名詞と言えるレーベルからのリリース。

このアルバムのアマゾンでのユーザレビューには、

「アシッド・ジャズのほとんど唯一といっても過言ではないレガシーでマスターピース。」

「個人的にはトーキング・ラウド、アシッド・ジャズ最高傑作だと思ってます。」

などの賞賛のレビューが。

そのクールな佇まいと、ヒップでファンキーなグルーヴは、UKソウルファンだけでなく、伝統的なソウルミュージックやファンクを愛する人まで、多くの音楽ファンを虜にしました。

オープニング「Get Yourself together pt 1 & pt 2」での、カーリーン・アンダーソンが高らかに歌い上げるイントロと、「Get Down!」というブレイク。そしてどこまでもクールなフルートの旋律。

そのあまりのかっこよさにクラクラしてしまいます(^^)

彼らの代表曲「Apparently Nothin’ (soul river)」のソウルをベースにした美しいメロディ。

ビースティ・ボーイズなんかにも通じるものを感じるファンキーなインスト・ナンバーの小品「Funky yeh funki(mek it))」。

アフロにも通じる豪快なビートに体が震える「All I Have(in dub)」。

カーリーン・アンダーソンの歌が冴えるオーガニックなソウルチューン「As we come(to be)」。

彼らの音楽の重要な要素の「ダブ」を最も美しい形で開花させた「Step right on」の物悲しいサウンド。

そしてこのアルバムのハイライトナンバーの超大作「Freedom suite」。

“freedom”“wanting”“to be free”の3部構成になっていて、そのドラマチックな展開と、淡々と続くビート。

この決定的な名曲で、このアルバムはまさしく“名盤”の地位を確固たるものにしました。

彼らの残したこのたった一枚のアルバムが、今でも眩しいばかりの光を放っているのは、本当に奇跡的。

ニルヴァーナの「ネヴァーマインド」、プライマル・スクリーム「スクリーマデリカ」、フリッパーズ・ギター「ヘッド博士の世界塔」。

こんな名盤がリリースされた1991年と時を同じくしてドロップされ、今なお支持を集め続けている彼らの音楽は、もっともっと多くの人に聴かれて欲しいと、心から願っています。

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Kenny Drew Trio(ケニー・ドリュー・トリオ)『The Kenny Drew Trio』


オススメ度:★★★★★ Amazon | タワレコ

1950年代後半のハードバップ・ジャズを代表する名ピアニスト、ケニー・ドリューのトリオ作品。(1956年録音)

バド・パウエルなんかが好きな人だったら間違いなく気に入るはずの一枚です。

この時期のピアノ・ジャズ独特の、美しい旋律を転がるように奏でるピアノ・タッチが私は本当に好きで、このアルバムもそれこそレコードが擦り切れるくらい聴きこみました。

「Caravan」のちょっとオリエンタルな雰囲気を感じる独特のリズムに乗せ、華麗に弾きまくるケニー・ドリューのピアノからもう最高です。

軽やかなピアノタッチからはじまる、名曲「Come rain or come shine」のカヴァー。

オープニングから息もつかせないスリリングな展開が聴きものの「Weird-O」。

クールにリズムを取るポール・チェンバースのベースと、目まぐるしい展開を見事にリードする、フィリー・ジョー・ジョーンズのドラムス。(途中で挟まれる豪快なドラムスが最高!)

この強靭なリズム隊に支えられ、ケニー・ドリューの繊細なピアノは軽快にドライヴしまくっています。

それに続く「Taking a chance on love」で、ゴキゲンに弾むグルーヴィーな演奏。

この「Weird-O」「Taking a chance on love」と続く流れは、個人的にはいろんなジャズの中でも一番震えるような感動を味わえた瞬間かもしれません。

ジャズのダイナミズムを存分に表現した名ナンバーです。

そして一転してロマンティックな雰囲気のバラード「星に願いを」。

エンディングの「It’s only a paper moon」では、再び軽快にピアノを弾きまくるケニー・ドリューの姿が。

周りのミュージシャンにも支えられ、きっとピアノを弾いてて心から楽しかったんだろうなぁ…ということが音から伝わってくるような気がします。

ブレイクでゆったりと爪弾かれるベースと、縦横無尽にリズムを取るドラムス。

そしてそこに割って入る、ケニー・ドリューが奏でる美しい旋律。

音楽を聴いてこれほど清々しい気持ちになるのも、そうそうないですね。

この歴史に残る、素敵なピアノ・トリオの作品を聴き逃さないでくださいね(^^)

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『Jacques Tati Style(ジャック・タチ・スタイル)』/ジャック・タチ・サウンドトラック集


『Jacques Tati Style(ジャック・タチ・スタイル)』/ジャック・タチ・オリジナルサウンドトラック集

オススメ度:★★★★★ Amazon | タワレコ

フランスの名映画監督、ジャック・タチのサウンドトラック集です。

「のんき大将」「ぼくの伯父さん」「ぼくの伯父さんの休暇」「プレイタイム」といったジャック・タチの代表作からセレクトされていて、これ1枚があればジャック・タチ作品は一通りOK、のオトクなコンピ盤です。

ジャック・タチが監督する映画の音楽といえば、喜劇風の映画同様、誰もがハッピーな笑顔になってしまうような、ユーモラスで叙情的なサウンドが特徴的。

まるで遊園地の中にいるかのような、カラフルに彩られた楽曲がいっぱいに詰まっています。

ジャズの要素をベースにしながら、いかにもフランスらしい捻りのきいた、小粋な音楽のエッセンス。

オープニング「のんき大将」メイン・タイトルの高らかなホーンと伸びやかなストリングスが鳴り響いた瞬間、優雅な気分になっちゃいます(^^)

車のエンジン音、子供の笑い声、ヘンなおじさんの叫び声(笑)、犬の鳴き声…映画の世界そのままの効果音もたっぷり収録されていて、映画の名シーンが目に浮かんできます。

全曲が素晴らしいので、あまりそれぞれの曲についてあれこれと言うこともないんですが…

キュートなサウンドが冴え渡る「郵便配達夫フランソワの登場」(「のんき大将」より)。

ちょっと壊れた感覚のジャズがめちゃめちゃ気持ちいい、「ぼくの伯父さん」のジャズ・テーマ。

波の音がバカンスのイメージを思い出させる「ぼくの伯父さんの休暇」のオープニング・タイトル。

メリーゴーランドが回っているような感覚になる最高のパレード・ナンバー「プレイタイム」のエンド・タイトル。

なんかが個人的には好きなナンバーです。

このアルバムが聴きたくなるのは、必ず天気の良い、晴れた休日のような気がします。(ほとんどの人がそうじゃないでしょうか?)

エスプレッソなんかをゆったりと味わいながら聴きたい、究極のリラクシン・ミュージック。

ハッピーミュージックを愛する人なら、絶対に欠かせない一枚、です(^^ゞ

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Rose Smith(ローズ・スミス)『Dawn Raiding』


Rose Smith(ローズ・スミス)『Dawn Raiding』

オススメ度:★★★☆☆ Amazon | タワレコ

ジョニ・ミッチェルとマッシブ・アタックに影響を受けたというUKクラブシーンの歌姫、ローズ・スミス。

ひんやりとしたサウンドの中に不思議と温もりを感じるような、ダウンビートを軸としたサウンドが心地良く響きます。

タイトル曲「Dawn Raiding」のビートと、ゆるやかにサウンドを彩るホーンセクション。

そこにローズ・スミスの歌が入ると、光が射し込むような感覚になります。

この曲はラジオでもヘビー・ローテーションされたそうですが、それも納得の好ナンバーです。

続く「Life changes」は、ローズ・スミスの名を一躍有名にした最高にクールなソウルチューン。

かすかに聴こえてくる鐘の音が曲のイメージにぴったりで、初めて聴いた時はこの曲を何度も繰り返し聴いてしまったのを覚えています。

ハウスの要素を取り入れた「Into the deep」。

アコースティックなサウンドの響きが優しい「On the run」。

重いビートとクールなサウンドが絶妙に絡み合うアブストラクト・チューン「Get thy bearings」。

そしてそのリプライズ「Get thy bearings(Reprise)」のドラマチックなサウンドで、アルバムは幕を閉じます。

個人的にアルバム全体を通してイメージが近いかな、と思ったのは、同じくUKで活躍するベス・オートン。

クラブシーンで高い評価を得ていながらも、アコースティックな感覚を残した歌に共通するものを感じます。

ベス・オートンのファンは勿論、ジョニ・ミッチェル、マッシヴ・アタック、ポーティスヘッド、シャーデーなんかが好きな人には絶対に聴いて欲しい、隠れたイギリスの名作アルバムです。

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France Gall(フランス・ギャル)『1968』

sorasora | フレンチポップス:FRENCH POPS | 木曜日, 17 11月 2005

France Gall(フランス・ギャル)『1968』

オススメ度:★★★★☆ Amazon | タワレコ

フランス・ギャルは以前ベストアルバムを紹介しましたが、オリジナルアルバムでオススメなのは、この『1968』。

有名曲が多いわけではないんですが、アルバム全体の完成度ではフランス・ギャルの作品では群を抜いています。

オープニングの「Toi Que Je Veux」のストリングスのイントロから歌い出されるフランス・ギャルの歌声から最高です。

シタールをフィーチャーし、ちょっぴりオリエンタルな雰囲気を感じさせる「Chanson Indienne」。

イントロの「Ahー」というコーラスと、軽快に刻まれるドラムスがめちゃくちゃ最高な「Avant la Bagarre」。

確かこの曲はアフタヌーン・ティーのコンピか何かにも収録されていたりしましたが、個人的にはフランス・ギャルの曲の中では1、2を争う傑作ナンバーだと思います。

何よりそのハッピーな雰囲気が本当に大好きです(^^)

アコギの刻みが心地よい「Chanson Pour Que Tu M’Aimes un Peu」。

またしてもフレンチポップとオリエンタルの不思議な融合が聴ける「Nefertiti」。

そのあたたかい雰囲気のサウンドが春をイメージさせる「Fille d’Un Garcon」。ストリングスもいい感じです。

伸びやかなホーンが印象的な超傑作チューン「Bebe Requin」。
この曲もフランス・ギャルの楽曲では人気の高いナンバーです。

いかにもフランス・ギャルらしいアイドル風ポップ「Teenie Weenie Boppie」。

「Jazz a go go」タイプのジャジーなサウンドがクールな「Yeux Bleus」。

そしてポップなメロディが弾ける名曲「Made in France」。
途中でクールダウンする展開が最高!
このアルバムのハイライトナンバーです。

ラストはMaurice Biraudとのデュエット「Petite」。

こんなハッピーなナンバーで終わるところがまた素敵です(^^)

ほんと捨て曲がないアルバムで、もっともっといろんな人に聴かれるべき作品だと思います。

部屋の中をカラフルな雰囲気に彩ってくれる、素敵すぎる一枚です(^^ゞ

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Gil Scott-Heron(ギル・スコット・ヘロン)『Pieces of a Man』


Gil Scott-Heron(ギル・スコット・ヘロン)『Pieces of a Man』

オススメ度:★★★★☆ iTunes Store | Amazon | タワレコ

歌にメッセージを込めた詩人、ギル・スコット・ヘロンの文句なしの最高傑作が本作『Pieces of a Man』。

ジャズ・ファンクをベースにしたグルーヴィーなサウンドとギル・スコット・ヘロンの力強い歌声が美しく輝いています。

1曲目の「Revolution Will Not Be Televised」の強烈なリズムとフルートの響き、クールなヴォイスから圧倒されてしまいます。

シンプルにメッセージを歌い上げる「Save the children」。

多くの名カヴァーも産み出したジャズファンクの超傑作チューン「Lady day and John Coltrane」。

「落ち込んでどうしていいかわからなくなったら、コルトレーンやビリー・ホリデイを聴けば、問題を洗い流してくれる」

そんな歌詞が微笑ましい、名曲中の名曲です。

フリー・ソウルのコンピレーションにも収録された、「When You Are Who You Are」。

流れるようなメロディと、軽快に鳴らされるギター。
愛を込めた歌詞も素晴らしい、ラヴソングです。

「新しい一日をはじめよう」というメッセージが胸に響くソウルナンバー「I Think I’ll Call It Morning」。

悲しみを帯びた雰囲気の歌声が印象的な「Sign of the Ages」。

軽快にハネるリズムとピアノが気持ちいい「Needle’s Eye」。

そして、ギル・スコット・ヘロンの痛々しいまでのメッセージが詰まったラストナンバー「Prisoner」。

シンプルなソウル・マナーに則った曲が多く、ギル・スコット・ヘロンの作品の中では一番聴きやすい作品と言えると思います。

一言でこのアルバムを表現すると、ずばり「かっこいい」です。

男なら絶対に惚れてしまうこと間違いなし、です(^^)

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