
オススメ度:★★★★☆
中古CDショップ ムジカルコ
iTunes Store
Amazon
モータウンの名ソングライターとしても活躍し、ジャクソン・シスターズのレアグルーヴ名盤なども手掛けたことも知られるジョニー・ブリストルが1977年に発表したメロウグルーヴ傑作。
ジョニー・ブリストルといえばフリー・ソウルで人気の「ハング・オン・イン・ゼア・ベイビー」を思い出す人も多いと思いますが、本作もそれに劣らないクオリティ。
スウィートなサウンドと、ボトムを支えるあたたかなリズムセクション、そして極上のソングライティングと、まさにメロウグルーヴのお手本と言えるような完成度の高さです。
その中でも最高なのは冒頭の「Do It to My Mind」でしょう。
(more…)

オススメ度:★★★★☆
中古CDショップ ムジカルコ
iTunes Store
Amazon
ブラジルのオルガン奏者セルソ・ムリーロの1960年前後の録音作。
今作はコンジュント・ドリンクというグループを従えていますが、ここにはなんと若き日のウィルソン・シモナールが在籍し、本作がウィルソン・シモナールの初レコーディングだそう。
ジャケットのゴキゲンなイメージそのままのポップなバランソ(ブラジルの大衆音楽)全開の楽しいアルバムで、涼しげなオルガンの音色と軽快なジャズボッササウンド、男女コーラスのファニーな雰囲気が最高です。
一曲一曲が短いのも特徴で、矢継ぎ早にバランソが繰り出される構成が心地良さも満点。
一気に疾走するアルバムのラストを飾るのは「Oba」。
(more…)

オススメ度:★★★★☆
中古CDショップ ムジカルコ
Amazon
サバービアでも人気のルーマニアのジャズヴォーカリスト、アウラ・ウルジチェアヌの1974年作品。
この人の音楽を初めて聴いた時はかなり衝撃的で、時にキュートなソプラノヴォイスを駆使したスキャットで、時に力強くソウルフルに歌うパフォーマンスが本当に同じ人?と思うくらい振れ幅が広く、そしてそのどれもが魅力的。こんなヴォーカリストがいるんだと驚いたものです。
本作は当時のルーマニアを代表するジャズコンボ、ブカレスト七重奏団をバックに全編ルーマニア語・ルーマニアナンバーで構成されています。
パーカッシヴなソウルフルチューン「Ia-Ti Mireasa Ziua Buna」、華麗なジャズワルツ「Pe Deal Pe La Cornatel」、クールなジャズボッサ「Pe Deal Pe La Cornatel」、4ビートが心地良い「In Amung」、アフターアワーズなボッサ「Inserare」と、佳曲揃いの傑作で、とりわけインパクトが強かったのが「Supriza」。
(more…)

オススメ度:★★★★☆
中古CDショップ ムジカルコ
iTunes Store
Amazon
ミシェル・ルグランもその才能を認め楽曲を提供していたことでも知られるフランスのシンガー、クロード・ヌガロの1973年作品。
本作ではジャズピアニストのモーリス・ヴァンデールらが参加していますが、サウンドは極めてユニーク。
いきなりアフリカン・リズムの泥臭いナンバーではじまり、続く曲では一転して小洒落たフレンチジャズ、クラシックにトーキング・ヴォイスを乗せた曲があるなど、ジャンルの垣根を越えたサウンドプロダクションが聴きモノで、未だ聴く度に新しい発見があります。
渋い味わいのヴォーカルも含め、ピエール・バルーあたりに非常に近いセンスがあり、フランスならではの雑食性が表れています。
どの曲も聴き応え十分ですが、個人的にベストトラックと思っているのは「天国のリンゴの木(Pommler De Paradis)」。
(more…)

オススメ度:★★★★☆
中古CDショップ ムジカルコ
オランダのピアニスト、ロブ・マドナが1976年にトリオ構成で録音し、なぜか発売直前に回収され、ピアノジャズファンには幻の名作となっていた作品の復刻盤。(澤野工房からのリリース)
手のアップを写したジャケット写真も印象的ですが、内容も文句のつけようのない素晴らしさ。
とにかく叙情的なロブ・マドナのピアノタッチが絶品で、まるで目の前に美しい風景が浮かび上がってくるような、そんな感覚を覚えるほど繊細にメロディを紡いでいます。
リズムセクションも最高で、ハイハットの残響が美しい余韻を残し、たまらなく心揺さぶる音色でしなやかなリズムを叩き出すベースと、素晴らしいサポートです。
名演揃いの中、個人的にかなりハマったのが「Upper Manhattan Medical Group」。
(more…)

オススメ度:★★★★☆
中古CDショップ ムジカルコ
iTunes Store
Amazon
ジェイムス・テイラー・カルテット、インコグニート、ガリアーノ、ザ・ニュー・マスターサウンズのメンバーなど、凄いメンツが集結したスーパーグループ、ザ・サウンド・スタイリスティックスの超絶ファンクアルバム。
元々2002年頃にライブラリーものとして数百枚のみEPがプレスされ、噂が噂を呼び超プレミアアイテムになっていたことでも有名。
そして2008年にめでたくフルアルバムサイズでリイシューされたわけですが、ビンテージな感覚のジャケットといい、販売手法といい、かなり手の込んだ確信犯的な戦略という話もありますが、それはこの際どうでもいいでしょう。
ただ一つ言えるのは、ここで鳴らされているのはコマーシャリズムを排した強烈にどす黒いファンク。
(more…)

オススメ度:★★★★☆
中古CDショップ ムジカルコ
iTunes Store
Amazon
デンマークのクラブジャズユニットPovoが2005年に発表した傑作デビューアルバム。
クープやニコラ・コンテあたりが好きな人は間違いなく気に入るであろう生音主体のモーダルなユーロジャズとクラブジャズ/エレクトロをバランス良く融合したサウンドで、ヴォーカルをフィーチャーした曲が多いのも◎。
個人的にはいまだに時々棚から取り出して聴くほど好きなアルバムなんですが、ポイントはやはりセンスの良い音作り。
美しい音色のピアノやモーダルなホーンの使い方が抜群に上手く、思わず惚れ惚れしてしまう華麗な曲ばかりです。
特に「Eyes Closed」はワルツテイストのリズムに溶け込むピアノとホーン、美しい女性ヴォーカルが絶品のモーダルジャズで、切ないメロディラインの素晴らしさも特筆モノ。
(more…)

オススメ度:★★★★☆
中古CDショップ ムジカルコ
Amazon
ヴァイブ奏者・アレンジャーのゲイリー・マクファーランドが1965年に録音した傑作ラウンジジャズアルバム。交流の深かった渡辺貞夫が全面参加しています。
ラテン/ボッサテイストを取り入れたリズムにゲイリー・マクファーランドのヴィブラフォンをはじめとした実にセンスの良いサウンドが乗り、気だるいスキャット/ヴォーカル、口笛が効果的に挿入されると、心地良さも抜群。
センスの良いアルバムを多数発表しているゲイリー・マクファーランドの作品群でも洗練・お洒落度は間違いなく上位に位置するアルバムです。
そんなアルバムのラストを飾るのがローリング・ストーンズの名曲中の名曲「サティスファクション」カヴァー。
(more…)

オススメ度:★★★★★
中古CDショップ ムジカルコ
iTunes Store
Amazon
クラブジャズシーンで再評価されたアルバムの中でも屈指の人気を誇る金字塔の一つ、ドラマーのルイス・ヘイズを中心にしたグループの1979年作品。
恐ろしくグルーヴィーなトラック連発で、レオン・トーマスのスピリチュアルなヴォーカルをフィーチャーしたボッサ風味の「リトル・サンフラワー」、ジャズワルツアレンジの「ホワッツ・ゴーイング・オン」(マーヴィン・ゲイのカヴァー)も大人気のキラートラック。
しかし、このアルバムで最も人気の高い名演中の名演といえば「マイ・フェイヴァリット・シングス」に他なりません。
(more…)

オススメ度:★★★★☆
中古CDショップ ムジカルコ
Amazon
アルデマーロ・ロメロ作品での活躍でも名を知られるヴェネズエラのドラマー、フランク・ヘルナンデスのベストアルバム。
いわゆるラテンジャズに分類される音楽性ですが、さすがドラマーだけあってリズムのキレがハンパじゃありません。
強烈なブレイクの「BARLOVENTENO BLUES」からテンション上がりっ放しで、最高のラテンダンスナンバー「ENERGIA」、スペインの童謡をモチーフにしたというキュートな「BABY CHICKENS」など活気に満ち溢れた前半から南米ジャズクラシック「A SUNY RAY」「QUITAPESARES」へと続く中盤も最高。
後半にはモンゴ・サンタマリア「AFROBLUE」カヴァーの妖しい響き、そしてラストにセロニアス・モンク「ROUND MIDNIGHT」のラテンカヴァーで締める構成も素晴らしく、ベスト盤ながらオリジナルアルバムのように聴くことができます。
そしてラテンジャズ好きな勿論ラウンジ好きにもオススメしたいのが「Bravo Pavo」。
(more…)