Milton Nascimento(ミルトン・ナシメント)『Courage』
オススメ度:★★★★☆
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ブラジル音楽の中でもボサノバと一味違うポップミュージックがMPB(ブラジリアン・ポピュラー・ミュージック)。
アメリカやイギリスのロックミュージックのブラジル的解釈、などと言われることもありますが、やはりブラジル音楽独特の胸がときめくようなサウダージ感覚がキーポイントです。
そのMPBの第一人者といえば、やはりミルトン・ナシメント。
この『コーリッジ』は、ミルトン・ナシメントがA&Mレコード配下のジャズレーベルCTIで、初めてアメリカで録音した作品。
エウミール・デオダートがアレンジを担当し、ハービー・ハンコックも参加したそのサウンドは、重厚で美しいオーケストラとミルトン・ナシメントのポップ感覚が見事に融合した素晴らしい傑作。
ミルトン・ナシメントの長いキャリアの中でも最重要曲と言っても過言ではない名曲中の名曲「Bridges (Travessia) 」が収録されていることでよく知られている作品です。
その「Bridges (Travessia) 」は、ストリングスやホーンの穏やかな空気に乗せて歌われる洗練されたハーモニーが、絶品。
ミルトン・ナシメントの声もまだ若々しく、まさしくMPBが世界へ飛び出した歴史的瞬間と言えるでしょう。
その他の曲も文句なしのクオリティの高さで、テンポを上げたジャジーなアレンジも見事な「Tres Pontas」、ハービー・ハンコックのソロが飛び出す「Gira Girou (Round and Round)」、カヴァーも多い必殺の名曲「Catavento」あたりが個人的にはお気に入り。
ジャズ、ポップス、ロック、ブラジル音楽…混沌とした空気の中に感じるミルトン・ナシメントの音楽への愛。
彼のありえないくらい深い歌声に包まれていると、それだけで音楽を聴いていて良かったな、と実感します(^^)







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