Tamba4(タンバ4)『We and the Sea』
オススメ度:★★★★☆
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ピアニスト、ルイス・エサ率いるタンバ4が1967年にA&Mからリリースしたジャズボッサ名盤『二人と海』。
トリオ構成のタンバ・トリオも人気ですが、アルバム単位で言うと個人的には断然このタンバ4の『二人と海』がお気に入り。
ベーシストのベベートが吹くフルートの音色も美しく、ジャズボッサのダイナミズムにオーケストラ的な壮厳さが加わったようなサウンドがたまらなく魅力的です。
オープニングの「O Morro(The Hill)」はアントニオ・カルロス・ジョビンの名曲ですが、これほど交響楽的な洗練されたアレンジでカヴァーするのはクラシック出身のルイス・エサならでは。
次の「Moca Flor(Flower Girl)」ではベベートがヴォーカルを披露していますが、これもタンバ4の魅力の一つ。少しこもったような歌い方は、ボサノバの正統派スタイルと言っていいでしょう。
タイトル曲の「Nos e O Mar(We and the Sea)」は、イントロでいきなり飛び出すスキャット・コーラス、ルイス・エサの優雅なピアノとフルートの絡みがたまらない名演。
アフロスタイルの音楽を見事に吸収した「Canto de Ossanha(Chant of Ossanha)」、ルイス・エサのオリジナル「Dolphin」の美しさ。
そしてラストのバーデン・パウエル作「Consolacao(Consolation)」はこれまた交響楽のように目まぐるしい展開が鮮やかな大曲。
アルバムトータルでものすごく完成されいるのはさすがルイス・エサというところですが、ジャズボッサ的なサウンドながらダイナミズムよりも音の響きやハーモニーに焦点を当ててアレンジしている雰囲気がすごくいいと思います。
こういうサウンドを奏でるグループは他にはいないので、是非とも一度はチェックしておくべき作品でしょうね。







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