
オススメ度:★★★★☆
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アメリカ・インディアナのシンガーソングライター、レイ・グーリアックが1979年に発表した激レア・ファーストアルバムのリイシューCD。
マウイ島の素晴らしさに魅せられ制作したというエピソードがあり、シンガーソングライター/AORサウンドとハワイテイストがブレンドされた名盤として知られています。
全ての楽曲を自身が手掛け、ヴォーカルだけでなく、大半の楽器(ギター、ベース、ピアノ、ドラムス、パーカッション、シンセサイザー)もプレイするマルチぶりです。
少年ぽさも残る爽やかなヴォーカルが実に魅力的で、そこにハワイらしいあたたかさが加わり、とても優しい温もりを感じます。
ウェストコースト・ミーツ・ハワイな「Goodbye Aloha」、12弦ギターをフィーチャーした「Take Good Care (of your time)」、ボサノバ風味も取り入れた「All Alone」など、ハワイテイストを盛り込みつつバラエティに富んだサウンドメイキング、味わい深いメロディセンスも見逃せません。
そして代表曲でもある傑作ナンバーが「Maui On My Mind」。
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オススメ度:★★★★☆
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セルジオ・メンデスのバッキングでも知られるブラジルのパーカッション奏者、ルーベンス・バッシーニが60年代前半にオス・オンゼ・マグニフィコスというグループと制作した傑作。
ルーベンス・バッシーニはボンゴをメインにプレイし、ボサノバやジャズ、ラテン、アフロといった雑多なサウンドを聴かせてくれますが、さすがどの曲もパーカッシヴにハネていて、楽しいことこの上なし。
ギター、フルート、ヴィブラフォンなどが絡む清涼感のある小気味良いサウンドと共に、軽快にグルーヴィーに突き抜けます。
ブラジリアン・クラシック「Barquinho」や「September Song」、「Love For Sale」など、選曲もなかなか興味深いです。
そして本作の一番人気のDJからも絶大な支持を集めるナンバーが「Mirage」。
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オススメ度:★★★★☆
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フランスのピアニスト、マクサンス・シランが2005年にリリースしたピアノソロアルバム。
クラシックの素養を持ちながらニューウェイヴやテクノに心酔していったという極めてユニークな音楽遍歴があるらしく、本作はなんと彼が愛してやまないクラブクラシックを美しいピアノソロにアレンジしたというもの。
デペッシュ・モード、スエーニョ・ラティーニョ、エイフェックス・ツイン、モービー、セイバース・オブ・パラダイスなど、原曲はフロアヒットした名曲ばかり。
これをクラシカルで美しいピアノソロで演奏するわけですが、当然ながらダンサブルな要素はゼロ。
ぱっと聴くと原曲が分からないであろうアレンジで、意外なほど違和感なくハマってます。
ただ、ところどころにドラマチックでダイナミックな印象を感じるあたりが普通のクラシックにはないところでしょう。
特に個人的に嬉しかったのが、マッシヴ・アタックの名曲中の名曲「アンフィニッシュド・シンパシー」。
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オススメ度:★★★★☆
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イタリアの女性ジャズシンガー、リリアン・テリーが1950年代・60年代にCGDレーベルから発表した貴重なEP音源をコンパイルした編集盤。
リリアン・テリーの少しハスキーで伸びやかなヴォーカルの美しさと端正なイタリア・モダンジャズがたっぷり堪能できる嬉しすぎる内容で、特にスウィンギーなナンバーを歌うリリアンのヴォーカルはたまらなく魅力的です。
※ラスト4曲のみジャズではなくジェンニ・フェリオ・オーケストラを従えたポップナンバーですが、これもまた良いです
この中でもマニア狂喜のレア音源がバッソ=ヴァルダンブリーニ、エンリコ・イントラ、ジョルジオ・アッゾリーニらをバッキングに従えた4曲で、「イタリア・ジャズヴォーカルの理想にして究極」とまで称える人もいるほど、内容も極上。
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オススメ度:★★★★☆
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「むかしむかし…」というおとぎ話の出たしがタイトルに冠されたコンピレーション。
1940年代・50年代の古いシャンソンを子供向けにコンパイルしたシャンソン集です。
シャンソンというと少し身構えてしまう人もいるかもしれませんが、ここに収録された楽曲は古き良きフランスのノスタルジーを感じる楽しいポップソング。
「赤ずきんちゃん」といった童謡をモチーフにした曲や、フランス民謡「アヴィニヨンの橋の上で」などのスタンダードまで、とても聴きやすく、そして勿論子供にぴったりのキュートなナンバーばかりです。
クレジットを見てもアンリ・サルヴァドールの若い頃の曲があったり、吟遊詩人ジョルジュ・ブラッサンス、そしてなんとミシェル・ルグランの父レイモンド・ルグランのお洒落な曲など、なかなかに貴重な音源も多いようです。
本作では一番ベタかもしれませんが、私の一番のお気に入りがリゼット・ジャンベルという女性シンガーが歌う「ビビディ・バビディ・ブー」。
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オススメ度:★★★★☆
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1980年代のポスト・パンクやニュー・ウェーブの名曲をボサノバでカヴァーするフレンチ・プロジェクト、ヌーヴェル・ヴァーグのベストアルバム。
大ヒットしたファースト、セカンドの楽曲に加え、未発表曲なども収録されています。
音楽だけ聴くと爽やかなボサノバにウィスパー系の女性ヴォーカルと、スタイリッシュそのものと言ってもいいお洒落度ですが、セレクトされた楽曲を見ると、まぁいい具合にヒネたセンスです。
アーティスト名だけ取り上げても、ジョイ・ディヴィジョン、デペッシュ・モード、ザ・クラッシュ、P.I.L.、エコー・アンド・ザ・バニー・メン、ヤズー、U2、ザ・キュアー、デキシード・ミッドナイト・ランナーズ、ニュー・オーダー…リアルタイムで聴いていた人には涙モノじゃないでしょうか。
(私はリアルタイムではありませんが、それでもなんかぐっときますね…)
日本盤CDにはボーナストラックとしてユニコーン「すばらしい日々」日本語カヴァーまで収録されていたりします。
でも、これはちょっとイマイチかも(笑)。
いろんな楽しみ方ができるアルバムですが、私が一番好きなのはデペッシュ・モード「ジャスト・キャント・ゲット・イナフ」カヴァー。
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オススメ度:★★★★☆
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元ガリアーノのロブ・ギャラガーとヤング・ディサイプルズのエンジニアでもあったデマスのユニット、トゥー・バンクス・オブ・フォーの2003年セカンドアルバム。
スピリチュアル・ジャズとニュー・ソウルが鮮烈に融合された素晴らしい傑作アルバムで、クラブジャズ系でこれだけ気品と美しさを兼ね備えた作品もなかなかありません。
個人的には90年代のマッシヴ・アタックのファーストアルバムを思い浮かべたほどで、あの「聖なる」雰囲気に近いものを感じました。
70年代スピリチュアルジャズをベースにした生音サウンドにブロークンビーツ、そして今作はヴォーカルトラックに力を入れていて、ヴァレリー・エティエンヌをメインに、ベンベ・セグエなども参加したゲストヴォーカルが印象的なパフォーマンスを披露しています。
その中でも決定的とも言える名曲が「Banks Of The Nile」。
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オススメ度:★★★★☆
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ブラジルのオルガン奏者エヂ・リンコルンの1968年作品。
オルランヂーヴォがパーカッション、ドゥルヴァル・フェヘイラがギターで参加しています。
グルーヴィーでハッピーでポップなバランソ(ブラジル大衆音楽)がたっぷり詰まったキラートラック揃いの素晴らしい傑作で、エヂ・リンコルンのオルガンもゴキゲンです。
半数以上の曲がヴォーカル入りで、ガヤ声のバックとアッパーなサウンドで疾走する「Zum Zum Zum」というオープニングから最高ですが、その後もユーモアたっぷりの楽しすぎるナンバーばかり。
どの曲もオススメですが、個人的に好きすぎるくらい大好きなのが「Waldemar」。
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オススメ度:★★★★☆
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コンポーザー&アレンジャーのドグ・ランドルが1971年にカナダのライブラリーレーベルからリリースしたアルバムのリイシューCD。
とんでもなくレアで内容も極上のソフトロックアルバムがある、と私も噂だけは聞いたことがありましたが、こんなものまで再発されるんだからいい時代ですよね。
肝心の内容はと言うと、全編にヴォーカリストのトミー・アンブローズとイアン・ジャコブソンによるツインヴォーカルがフィーチャーされ、ジャジー&ラウンジテイストをベースに少しサイケ色を混ぜたようなサウンドと相まって、思わず溜息が出てしまうほど美しいソフトロック。
全曲ドグ・ランデルのオリジナル曲で、繊細で流れるようなメロディはどの曲も素晴らしいです。
そして間違いなく本作のベストトラックで一番人気のナンバーが「Coloured Plastics」。
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オススメ度:★★★★★
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クラシックをベースにポピュラー音楽の世界でも活躍し、ブラジル音楽史に残る偉大なピアニスト/指揮者、ハダメス・ニャッタリが1960年に発表したジャズ6重奏アルバム。
ハダメス自身のピアノの他、ゼ・メネーゼス(g)、シキーニョ(acc.)、ルイス・バンデイラ、エドゥ・ダ・ガイータらで編成され、品のある演奏と洒落っ気もたっぷりのアレンジは、ブラジル産サロンミュージックとでもいったところ。
特に冒頭の「アクアレーラ・ド・ブラジル」からシキーニョのアコーディオンが絶好調で、本作の楽しい雰囲気の立役者と言ってもいいかも。
私の勝手なイメージだと「トムとジェリー」なんかにぴったりハマりそうな音楽ですね。
特に圧巻だったのが5曲をメドレー形式でつないだ「カプリーショ・ノルチスタ」。
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